まじりけなきまざりもの
こんにちは、ジャッカルです。
今日は先日読破した「ジーク 月のしずく日のしずく」の読書感想文を書こうと思います。
プロローグから、冒険話が始まるのがとても印象的で、ある程度読み進めないとプロローグの意味がわからないのが、よく出来てるなと感心した。
この物語の中で一番大事なことは、主人公は字が読めないこと。
もしも主人公が識字力を持っていたとしたら、この物語のクライマックスは完結しなかっただろう。
ジークの父親と母親が、どれだけ彼を大事に育てようとしていたかが、読み終わってから実感できた。
沢山の出会いの中で、ジークの優しさもあり、いろいろな人が仲間になって、最後には仲が悪かった国同士の国交も回復し、見事なハッピーエンドを迎える。
続編も、読んでみよう。
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